鷲はいまどこを飛ぶか

多くの場合は、小説について。

井上荒野

読書日記:2022/11/03 井上荒野『小説家の一日』

これも夫が言った通り、子供ではなく母親の視点で書いた。自分自身からは離れるように書いていったが、離れようとすればするほど、近づいてくるものがあるようだった。どのみち完成しないのだからと妙に思い切りがよくなって、自分のことを書こうと思うと、…