鷲はいまどこを飛ぶか

多くの場合は、小説について。

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

読書日記:2023/10/26~10/29 山田風太郎『太陽黒点』・アレグザンダー『まちづくりの新しい理論』

ガザでおこなわれているあらゆる暴力行為、ひいては虐殺に反対する。 山田風太郎『太陽黒点』 クリストファー・アレグザンダー『まちづくりの新しい理論』 山田風太郎『太陽黒点』 「誰カガ罰セラレネバナラヌ、誰カガ罰セラレネバナラヌ、誰カガ罰セラレネ…

読書日記:2023/10/19~10/21 小川哲『君が手にするはずだった黄金について』・京極夏彦『鉄鼠の檻』

新刊と、いまさら読んだタイトルをひとつずつ。前者はミステリ研のDiscordに投稿したものを再録した。後者はいまここで書いているもので、作品の核心と思われる箇所に踏みこむ。未読ならば注意されたい。 小川哲『君が手にするはずだった黄金について』 京極…

読書日記:2023/09/14~10/12 石牟礼道子『苦海浄土』ほか

この一ヶ月くらい、『蒼鴉城』原稿と『苦海浄土』にかかりきりであまり本を読めていなかったが、一ヶ月ほどまえの感想を放置するのもどうかと思うので更新する。『蒼鴉城』に書いた作品のほうは現在朱入れ校正中で、来月にはお目にかけられると思います。久…