アンソニー・ドーア
巨大さんへ*1 お手紙、どうも。 乗代雄介『旅する練習』はぜったいに読もうと思いながら、いくらかのたじろぎによってまだ読めていない小説です。たじろいでいるうちに文庫化してしまいました。なぜたじろいでいるのかと云えば、これまでに読んだ乗代作品――…
今年は過去数年間のうちで、もっとも手応えをもって読書できた一年だったと思う。読みながら考え、考えながら読む。理由はおそらく、積極的に本文に書き込むようになったこと、それと、メモ帳を普段から使い倒すようになったことだろう。それは書きながら読…
アラン・コルバン『記録されなかった男の歴史:ある木靴職人の世界1798‐1876』 イタロ・カルヴィーノ『見えない都市』 ホルヘ・ルイス・ボルヘス『シェイクスピアの記憶』 アンソニー・ドーア『すべての見えない光』 アラン・コルバン『記録されなかった男の…